肥後定慶の聖観音菩薩

0G0A1882

聖観音菩薩立像(鎌倉時代)肥後定慶一門作 @東京国立博物館平成館
EOS 5D mark IV with EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM

東京国立博物館で開催中の「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」展では、”千本釈迦堂”と通称される大報恩寺のほとんどの仏像が来ています。とりわけ、本尊の行快作の釈迦如来(鎌倉時代)は秘仏で、ご開帳の際も遠く暗いため、明るく間近で拝観できるこのチャンスはかなり貴重です。それと併せて、いつもは体育館のように広い収蔵庫に並ぶ肥後定慶とその一門作の六観音および快慶作の十大弟子などが一同に会し、しっかりとしたライティングで、サンロクマルで拝観できるのは非常に嬉しいところ。さらに、なんと六観音のうち、聖観音については撮影まで可能です。
運慶の息子とも目される肥後定慶とその一派の作品は、宋風な衣紋のうねりや天冠台と髪の毛の造形など、やや大袈裟な雰囲気を感じるところもありますが、その彫りは非常に美しく繊細で、簡単には表現できないほどに非常に素晴らしい造形です。ある意味、日本の仏像彫刻の最終到達点とも言えるのかもしれません。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中